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Primitivo Orus 2019 プリミティーヴォ オルス 2019
イタリア/カンパーニャ
カンパーニャ州の内陸部に広がる丘陵地帯イルピニアは、タウラジ、フィアーノ・ディ・アヴェリーノ、グレコ・ディ・トゥーフォという3つのDOCGを抱えるワイン造りの中心地域である。
理想の土地を求めてイタリア各地のブドウを試食していたが、故郷のイルピニアを旅行中に口にしたブドウの香り高さに衝撃を受け、この地で受け継がれてきた土着ブドウから頂点のワインを生み出そうと決意し、弟のルチアーノとともに2003年にヴィノジアを設立。
ブドウに最適な仕立てや植樹密度を考え、収量を制限し、ブドウが完璧に熟するまで待って手作業で収穫を行っており、特に黒ブドウにおいてはブドウの実だけでなく茎まで成熟するよう注意が払われる。「すぐにそして普遍的に楽しめるワインを造ること」、「造り手の想いとテロワールが詰まったワインを飲み手により身近に感じてもらうこと」を目標に、現状に慢心することなく更なる高みを目指している。
隣州プーリアで手掛ける赤系果実がジューシーなプリミティーヴォ。口いっぱいに広がるラズベリーやチェリーなどの完熟果実。タンニンは細かく、角のないソフトなスタイルで各要素のつながりが非常に滑らか。ただ濃いだけでないエレガンスも魅力的。気軽に楽しむのにうってつけなコストパフォーマンスに優れた1本。
品種:プリミティーヴォ100%
アルコール:13.5%